金融DXをどう実現する? 不確実な時代に求められる「IT基盤の5要素」を解説
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不確実時代のDXの難しさ
終わりの見えないコロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻、急速に進むインフレなど、ビジネスを取り巻く環境の変動性や不確実性が高まっている現在。こうした状況下で確実かつ効率よくビジネスを行うために、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進はあらゆる業界で避けて通れない。金融業界もその例外ではなく、FinTechやRegTechへの対応、BaaSやBaaPの展開などを進めていくうえで、DXの実現は欠かせないと言えるだろう。DXを進める上で重要となるのはクラウドの活用だ。クラウド活用により、イノベーションの促進や部署あるいは会社横断的な協調性の強化、インフラやプロセスのモダナイズといったDXに欠かせない改革を実現することができる。
しかしその一方で、インターネット経由を基本とするクラウド環境では、セキュリティ面においてより注意を払うことが求められる。ミッションクリティカルな業界である金融業界ならばなおさらだ。ただ残念なことに、セキュリティを取り巻く現在の状況は年々悪くなっている。特に、サイバー攻撃に関しては状況は深刻だ。国内でEmotet感染が再び急拡大を見せているほか、ワイパーマルウェアが出現するなど、リスクは高まるばかりである。日本や米国などにより、国家レベルでの注意喚起がなされていることからも、事態の深刻さが伺えるだろう。
DXの早急な推進が求められながらも、DX実現を支えるIT基盤のセュリティ対策は難化している現在。担当者にとっては頭を抱えたくなる状況と言えるが、確固としたセキュリティ対策を講じたIT基盤を構築するためには、どのようなポイントを意識すれば良いのだろうか。金融DXにおいて求められるIT基盤の要素や、セキュリティ対策で意識するべきポイントなどを解説する。
・金融DXの達成に不可欠な2つの概念とは
・次世代金融のIT基盤に必要な5要素
・CX向上も不可欠
・リアルタイム検知と自動対処で危機対処を
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