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  • 2022/08/05 掲載

開発工数が増えまくり? データ連携にてこずる企業は「DXが下手」と言えるワケ

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近年、多くの企業がさまざまなアプリケーションを開発しDXを推進しようとしている。しかし、それら開発はUI/UXやビジネスロジックの領域ばかり注力される傾向があり、各アプリケーションで使用するデータを連携するための開発はあまり効率化できていない状況がある。ここでは、データ連携開発を高速化するために不可欠なポイントについて解説する。

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アプリケーション開発は、UI/UXやビジネスロジックに注力されがちであり、各アプリケーションで使用するデータの活用を効率化するための開発などはあまり進んでいない
(Photo/Getty Images)

改善余地がある?手つかずの「データ連携」

 一般的なアプリケーション開発の構造を整理すると、ユーザーが利用するサービスのインタフェース層となる「UI/UX」、サービスを提供する階層となる「プロセス」、社内外のデータを収集・蓄積する階層となる「データ」に分けることができる。

 近年、このうち「UI/UX」や「プロセス」の領域においてAPIやマイクロサービスの採用などにより開発速度を向上させようとする取り組みは増えている。一方、アプリケーション開発における「データ」の領域におけるテコ入れはあまり進んでいない状況がある。

 たとえば、アプリケーションAとアプリケーションBとがデータ連携をしたり、アプリケーションAで登録したデータをデータレイクに登録してDWHに集約し、BIツールで分析するといったようなデータ連携などについて改善の余地がある。この領域の効率化・高速化なくしてDXの成功は難しいのだ。

 しかし、このデータ連携開発にてこずる企業は少なくない。なぜ、データ連携はうまく進まないのか。ここからはデータ連携を阻む要因を紐解きつつ、データ連携開発を高速化するポイントを解説する。

この記事の続き >>
・データ連携がうまくいかないと…どのようなデメリットがあるか?
・データ連携開発がうまくいかない4つの理由
・データ連携開発を高速化させる方法とは

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