案外うまくいかないRPA、失敗はどう巻き返す? 運用見直す企業が続出のワケ
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RPAブームの裏で中小企業の導入率は「わずか10%」の実態
RPA(Robotic Process Automation)とは、これまで人の手を介して行ってきた業務をロボットに置き換えて自動化する仕組みのことである。企業の人手不足を解消し、業務の効率化を実現するITシステムとして、2017年頃から期待を集め、2018年からは一気に広がりを見せてきた。DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の潮流もあり、この数年間でRPAを導入する企業の数は急激に増えている。MM総研が発表した2021年1月のRPA利用動向調査によると、RPA導入率は大企業(年商50億円以上)が37%、中小企業(年商50億円以下)が10%だという。
大企業では導入がかなり進んでいるが、中小企業ではさほど進んでいない実態があるのだ。また、テスト的に導入したものの、「ロボット開発の人材不足」「ユーザーの教育不足」「ロボットの管理とメンテナンスの複雑さ」などさまざまな課題を乗り越えられず、本格的な導入に足踏みしている企業は少なくない。
以降では、RPAプロジェクトが失敗する理由を、3つのフェーズに分けて考察していこう。また、実際の失敗事例を挙げながら、なぜ失敗したのか、課題はどこにあるのか、どのように見直していくべきなのかを解説する。
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