アシックスも導入、「AI×IoT」基盤で事業が加速するワケ
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膨大なデータを収集場所の近くで加工するメリット
コロナ禍によって、AIデータやIoTデータの活用される機会が増えている。受付や応対などの接触を伴うサービスの見直しが行われ、人の代わりにAIカメラやセンサーが設置され、自動化・無人化・省力化が進んできたためだ。また、密を避けるという目的で人の密度を計測するセンサーやCO2センサーなどのニーズも増えている。AIカメラやセンサーの活用によって、膨大なデータが生まれるようになった。
そうした背景の中で注目されるようになってきたのが、エッジコンピューティングである。「エッジ」はもともと「端」「淵」などのニュアンスのある言葉で、ITの世界ではデータが発生する場所の近くという意味がある。つまりエッジコンピューティングとは、データ収集のすぐ近くの場所にエッジサーバを設置して、そのエッジサーバでデータを処理・加工してからクラウドに接続してデータを送る技術ということになる。
エッジコンピューティング技術の進歩によって、リアルタイムでデータ処理が必要な「自動運転」、工場での「不良品検査」といった現場で、IoTデータの活用が広がっている。さらに膨大なデータを加工して必要なデータのみを送ることで、高速化・効率化・低コスト化を実現できるようになった。
さらにここにきて、AIとIoTを同一の次元で処理することを可能にした「エッジプラットフォーム」も登場した。AIが生成した結果データとIoTが生成するデータとは仕組みが異なることが多く連携させることが困難だったが、この2種類のデータを統合的に利用することで、何が可能になるのか? エッジプラットフォームの使い方や、アシックスのデータ活用事例を解説する。
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