RPAによる自動化が「中途半端」で終わるワケ、ここからが本番のバックオフィスDX
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DXの現実。なぜ、RPAによる業務の自動化が「不完全」で終わるのか?
DXの目的は、デジタル技術を用いデータを活用して自社のビジネスモデルを変革したり、新たな事業価値を生み出したりすることだ。もちろん、一足飛びにDXを実現することはできない。まずはERPやCRMなどのシステムで業務プロセスをITに置き換え(デジタイゼーション)、次に複数のシステムをつないでワークフロー全体をデジタル化する(デジタライゼーション)。その結果、経営から現場まで企業全体でデータを迅速に活用できるようになり、その先にDXが見えてくる。DXに取り組む企業は、デジタル化はDXへの過程にすぎず、“真のDX”ではないことを今一度肝に銘じたいところだ。
そして現実には、デジタイゼーションは実現できても、デジタライゼーションに苦労している企業が多い。それが典型的に表れているのが、経理や人事、総務などのバックオフィス部門である。バックオフィス部門では、多く存在する定型的な業務をデジタル化するためにRPAの導入が進んだ。人間による画面操作をシナリオとして登録し、ソフトウェアのロボットが代行するRPAは、人手不足を補い、業務フローをデジタル化する切り札と考えられている。
しかし、RPAは万能ではない。もちろん導入すれば業務を効率化できる。ただし、それは画面で操作できる業務に限られる。バックエンドでさまざまなシステムにデータを受け渡すといった処理には向かない。
このため、「画面経由での入力業務は自動化できたが、各システムが社内外で散在しているのでデータ連携は難しく、結局データ活用までには至っていない」といった問題が生じてしまうのだ。この問題を解決するには、どのような方法があるだろうか。
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