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ロジティクス4.0で、リテールビジネスは戦略的投資の岐路へ
ロジスティクス4.0による変革、つまり「物流の装置産業化」が進めば、物流のオペレーション上の差異が消え、流通・小売りのビジネスは、投資ビジネスに変貌する。「トラックや鉄道の登場による輸送の機械化」「荷役の自動化」「WMS(在庫管理システム)やTMS(配送システム)など物流管理のシステム化」という3つの革新を経て、ロジスティクスは4度目の大変革を迎えている。「ロジスティクス4.0のキーワードは省人化と標準化です」と語るのは、ドイツに本社を置く戦略系コンサルティングファーム ローランド・ベルガーのパートナー、小野塚 征志氏だ。
「省人化」では、人が作業している物流プロセスが機械に置き換わる。IoT、AI、ロボティクスなどの技術が普及する一方で、人手不足とコロナ禍が機械化、自動化を加速させる。自動運転トラック、ドローン、物流センター内のロボティクスは、まさに現実化しようとしている。今後10年、15年かけて、物流現場にいる人の数は減少していくことだろう。
「標準化」は、現場がデジタル化し情報でつながっていくことを指す。川上から川下までの垂直的なつながりに加え、競合他社や業界の垣根を超えるシェアリングなど、水平的なつながりにもそれは及ぶ。トラック、在庫、交通、気象などの情報がシェアされ、最適化が進んでいく。
人を集めてオペレーションを回すという現在の労働集約的な物流ビジネスは、今後ロボット、自動運転トラック、ドローン配備といった戦略的な投資ビジネスに置き換わっていく。ロジスティクス4.0によって、今、何が起ころうとしているのか。小野塚氏の解説とともに数々の企業事例をもとにひもといていく。
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