「ガチガチの金融システム」をクラウドへ、地方銀行が実現した“安心安全”な移行方法とは
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金融業界に訪れるクラウド移行の大きな波
多くの企業や官公庁にとって、業務システムをクラウド環境上で運用することは今や当たり前になった。「クラウドファースト」の掛け声のもと、オンプレミス環境で運用してきた既存業務システムを、AWS(Amazon Web Services)をはじめとするパブリッククラウドへと移行する企業が増えてきた。こうしたクラウド移行の動きは、先進的なテック企業や一部のサービス業、小売業などで積極的に進められてきたが、高い機密性や堅牢性がシステムに求められる金融業界においては、クラウド移行に慎重な声が多かったのも事実だ。
しかし、2010年代後半から「3大メガバンク」が次々にクラウドの積極導入を表明して以降、一気に風向きが変わり、現在金融業界にはクラウド化の大きな波が押し寄せている。
中でも特に多いのが、パブリッククラウドサービスとして最大のシェアを持つAWSへ業務システムを移行するケースだ。オンプレミスでVMwareの仮想化環境を利用している場合、その環境をほぼそのままAWS環境上でも運用できる「VMware Cloud on AWS」というサービスが提供されており、オンプレミスからのシステム移行をスムーズに行うための各種サービスもVMwareより提供されている。
一方、金融システムの場合は極めて高い可用性やセキュリティ対策が求められるため、ベンダーが提供する標準的な移行方法だけでは要件が満たせないこともある。
このような要件を満たしたうえでVMware Cloud on AWSへの移行を安全かつスムーズに実現できる方法について解説する。金融をはじめとする“ミッションクリティカル”な領域で安心、安全にクラウド移行を実現するには何が必要なのか。
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