AWSとオンプレの接続、最適解は?速度・セキュリティ・信頼性の3拍子を揃える方法とは
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クラウド活用で新たに必要となるネットワークへの配慮
新型コロナウイルスの感染拡大における対応は、企業によって明暗が分かれているようだ。たとえば、人との接触を避ける社会的な行動変容に苦戦を強いられる企業がある一方で、リモートワークやネット通販などをいち早く事業活動へ組み込み、競争優位を獲得し業績を伸ばす企業も存在する。まさしく、変化は“危機”であり“好機”でもあると言えるだろう。こうした環境変化に合わせて、多くの企業は社内のITインフラをはじめとしたシステム面の変革を進めた。その際、企業の「必要な時に、必要なだけ、低価格でITリソースを調達したい」というニーズに応えることができたのがAmazon Web Services(以下、AWS)に代表されるクラウドサービスだ。
AWSなどのクラウドサービスでは、その特性から事業基盤であるシステムの柔軟性を抜本的に高められ、オンプレミスの環境では到底困難であった短期間かつ低コストでのシステム環境構築が可能になるのだ。
ただし、クラウドサービスは便利な反面、使いこなして新たな価値創出につなげるには、抑えておくべきポイントがいくつかある。ここからは、クラウド活用に欠かせない注意点を解説したい。
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