株式会社ブロードバンドタワー、日本アイ・ビー・エム株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2020/09/28 掲載
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
新型コロナウイルスは、我々のコミュニケーションの基盤を揺さぶった。そして今は、以前の世界には戻れないという前提で、多くの領域で「ニューノーマル」の新たな仕組みや価値観が模索されている。では、ニューノーマル社会を支える情報ストレージプラットフォームは、どう変わるべきなのか。東北大学 電気通信研究所 ブロードバンド工学研究部門 教授 田中 陽一郎氏が、そのあるべき姿を解説する。

ニューノーマル社会が目指すべきは、情報の蓄積・活用による「質」の追求

 新型コロナウイルスの世界的流行は、これまで我々が当たり前だと思っていたコミュニケーションの在り方を、根底から揺さぶった。東北大学 教授の田中 陽一郎氏は、「新型コロナウイルスによって、我々の“弱点”が見事にさらけ出されました」と、次のように述べる。

「我々の社会は、人と人が密にコミュニケーションをとることで成立していました。“密”とは、いわば社会のエネルギーの元だったのです。ところが、新型コロナウイルスによって人と人のつながりが分断されたことで、社会が止まってしまいました。したがって、これからのニューノーマル社会では、“疎”や“密”を超越した柔軟で強靱(きょうじん)な情報流通と、それをシェアする仕組みを強化することが求められます」(田中氏)

photo
東北大学
電気通信研究所 ブロードバンド工学研究部門 教授
田中 陽一郎 氏

 そのために必要となるのが情報の蓄積と活用だ。情報を蓄積し、デジタルディバイド(情報格差)を解消してすべての人が情報にアクセス・活用できる環境を構築することで、「社会の質」を向上させなければならない。

「情報とは、人類のこれまでの活動から得られた英知の集積です。その英知を蓄積する情報基盤を構築し、それを使いこなして社会の質の向上に貢献することを、我々はこのタイミングで考えるべきです」(田中氏)

 そして、情報の蓄積に不可欠なのがストレージだ。

この記事の続き >>
・東北大学の8000科目の講義はいかにしてオンライン化されたのか?
・数字や記号の「データ」から、人にとって価値のある「情報」へ
・目指すは巨大データに対応し、強力なコンピューティング機能を有する「コンピュテーショナル・ストレージ」

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます