はてな社がDevOps実現で成功できた理由とは?「はてな」の事例で解説
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拡大するクラウドとエンジニアを取り巻く環境の変化
年々、企業システムにおけるクラウドの活用が進んでいる。総務省のデータによれば、クラウドを活用する企業の割合は2018年時点で58.7%に上り、現在その割合はさらに増えている。企業のクラウド活用が進むにつれて、年々、SaaS業界の市場規模も拡大している。今や市場を見渡せば、Microsoft 365やG Suiteなどのグループウェアをはじめ、オンラインストレージ、営業管理、顧客管理、会計、人事・総務など、あらゆる分野で多様なSaaSツールが登場したことにより、ツールを利用する企業にとっては、業務に適用するITツールを自由に選択できる環境となった。
こうしたクラウド活用の拡大は、エンジニアを取り巻く環境にも影響を与えている。SaaSサービスを開発・提供している企業はもちろん、一般の企業も、AWSをはじめとするクラウド型の開発プラットフォームを活用して、サービスやアプリを迅速に開発・リリースし、市場ニーズに合わせて短いサイクルで更新していくことが求められているのだ。
そこで生まれた考え方が「DevOps」だ。開発(Development)と運用(Operations)が連携しなければ、急速に変化する市場に合わせてサービス・製品を投入することは難しいのだ。それは、「はてなブログ」などのサービスを運営する はてな社も同じであった。
はてな Mackerelチーム プロデューサーの加古直己氏は、「DevOpsは、単に開発と運用の壁を取り払えば良いというわけではありません。それだけでは成果につながりません」と強調する。
DevOps実現により成果を出すためには、どのような点に注意すべきなのだろうか。はてなの成功事例から学べるポイントとは何か。
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