データを「守るだけ」は不十分、非常時に慌てない“攻め”のデータ保護戦略
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企業の存亡に関わる「データ保護」
ウィズコロナ時代のBCPを考える際に、まず明確にしておきたいことが「何のためのデータ保護なのか?」という点だ。もちろんこれまで通り、何らかのトラブルで失われたデータを復元するという目的そのものは変わらない。だが、その重要度がかつてとは格段に違ってきている。その背景には、データ量の爆発的な増大と、音声や動画などの非構造化データを含むデータの多様化が挙げられる。データ分析に基づいたマーケティングなども急速に広がり、かつての1日1回や週1回、丸ごとデータをバックアップするといった定型的な運用では、もう追いつかなくなってしまった。加えて、コンプライアンス強化の社会的要請や法令に基づいた、データ保管の重要性も日増しに高まっている。
また、増加し続けているシステム攻撃も考慮しなければならない。中でも最近急増しているのが、ランサムウェアによるバックアップデータへの攻撃だ。ウイルスに感染したデータはロックされてしまい、身代金を支払わない限り解除されない。そこで企業の重要システムのバックアップデータをまず感染させて、企業が復元できない状態にしたあと、感染を広げていくという悪質な手口が増えているのだ。
こうしたリスクの中で、あらゆる種類の膨大なデータを保管し、万が一の際には確実に復旧させなくてはならない。もしできなければ、企業の存亡に関わると言っても過言ではない。多種多様なデータを最適なタイミングで確実にバックアップし、非常時にはすぐにリストアできる体制を整備するにはどうしたら良いのだろうか?
・クラウドデータマネジメントの視点から考えるバックアップ
・ランサムウェア対策に有効な7つのポイント
・守りの一歩先、「攻めのデータ保護」へ
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