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  • 2020/03/27 掲載

リプレースはもう不要? 超高速オールフラッシュでもコストを抑えられるワケ

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近年ますます加速するデータ容量の増大化は、企業の大きな悩みの1つだ。その対応はもちろん、快適な業務環境を提供するためにも、企業は「性能」と「コスト」をうまく両立させたストレージを慎重に選定しなければならない。このうち「性能」を考えるとオールフラッシュストレージは有効な選択肢になるが、コストの面で見劣るケースも少なくない。しかし今、こうした課題をユニークなしくみで解決する選択肢が登場しているという。

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コストと性能を両立させたオールフラッシュストレージの秘密
(Photo/Getty Images)

データ爆発時代、情報システム担当者を悩ますストレージ管理

 モバイルデバイスの普及やネットワークの高速化、さらにはAIやIoTの進展で、世界のデータ量は増加の一途をたどっている。こうした事態は企業としても無関係ではなく、データを管理するためのストレージ基盤も常に増強が必要になる。

 ストレージは、ファイルサーバなどの基盤だけでなく、仮想デスクトップインフラ(VDI)を含む各種仮想サーバやデータベースなどの基盤に利用されることが多く、性能によってはユーザーの業務生産性や顧客向けサービスの品質に直接影響を与える。性能や可用性の要件は、慎重に検討しなければならない。

 とはいえ、無限の予算が使えるわけではない。ストレージのデータ容量と性能を引き上げることはもちろん大事だが、コストとのバランスを十分に検討しなければならない。

 さらにもう1つ、ストレージの管理で頭を悩ますのが、数年置きに必ずやってくるストレージのリプレースである。新しい製品を選定の手間はもちろん、データの移行や各種設定、リプレース作業に伴う業務の停止など、小さな手間が積もりに積もると、その工数は決して看過できないものになるだろう。

 また、異なる導入時期に複数の製品を導入していれば、毎年のようにストレージの更改・移行作業に追われる事態も発生するデータ量が増大する一方、労働生産性の向上が求められる今日では、それに応えられる”新しい発想”のストレージ製品が必要になってくる。

この記事の続き >>
・高価なイメージが付きまとう「オールフラッシュ」でもコスト削減ができるワケ
・ストレージの「保守切れ」を不要にしたユニークなしくみとは?
・仮想基盤、VDI、データベースなどで効果をもたらした事例を紹介

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