事業成長に欠かせない「契約マネジメント」というマクロ視点の発想
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なぜ今、「契約のマネジメント」が必要なのか?
「企業間の契約」や「契約書の管理」というと、法務部門が担当で、自分は無関係と思うビジネスパーソンも多いだろう。だが実際には、法務部の業務は契約書の作成や契約内容の精査などで、契約の締結にあたるのはビジネスの当事者であることが多い。さらに企業を取り巻く環境の変化により、「契約」自体がビジネスの売り上げや事業の成長に直接影響を与えるようになっている。背景の1つにあるのは、デジタル化に伴う「ビジネスモデルの複雑化」だ。
たとえば現在、多くの企業は新たなテクノロジーを取り込み、古い体質の業界構造を大きく変革しようとしている。事業の多角化により、企業内でも事業部によってビジネスモデルがまったく異なる場合も珍しくない。また、オープンイノベーションの取り組みにより、これまで接点のなかった社外のパートナー企業や研究機関、個人などと協業する機会も増えてきた。
こうした複雑な環境下では、“契約を適切に締結・管理する”ことが、ビジネスを前に進める必須条件となりつつあるのである。
ところが、ほとんどの企業は「契約をマネジメントする」仕組みを持っていない。「契約書を作り、法務が確認し、上長が承認する」というフローはあっても、締結後の契約書は倉庫に保管され、何かあったときに「あの契約はどうなっているか」をすぐに正確に把握することができない。こうした企業が大半だろう。
しかし、これではビジネス環境の急激な変化に対応できないばかりか、現状維持もおぼつかない。企業のヒト・モノ・カネ・情報は、すべて無数の「契約」に基づいて運用されるのに、その契約を適切にマネジメントできなければ、ビジネスそのものを意のままにするのは困難だ。
では、契約を適切にマネジメントするには、一体どのような環境が必要なのだろうか。
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