- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
いま改めて「ソフトウェア力」が注目されているワケ
――現在、メーカーをはじめ、さまざまな企業が「ソフトウェア力」の強化を図ろうとしています。その背景について、お考えをお聞かせください。及川氏:「ソフトウェア」を「IT」ととらえると、これまでのITは、コスト削減や人間の作業を置き換える目的で活用されてきました。しかし、ここ10年で、ITでなければできないことが急速に増えてきました。
米国のハイテク企業を見ると分かりやすいのですが、彼らのやっていることは、もはや人手をかければ何とかなるものではありません。たとえば、機械学習や人工知能を使って100万枚の画像を一瞬で認識させるような処理は、人間ではもはや不可能です。
つまり、はじめからITでないと、ソフトウェアでないとできないことが急速に増えており、それによって社会が変わり、ビジネス環境が変わりつつあるのです。こうした背景から、多くの企業が「ソフトウェア」の価値を再発見し、そこに投資するようになったのです。ところが、日本企業はそこに気づくのが遅い。今でも気づいていない企業が多いように思います。
――日本企業は、まだ遅れていると……。
及川氏:たとえば、アマゾンについて、少し前までは「あれはオンラインの本屋さんですね」という認識を持つ経営者がたくさんいました。ところが、あれよあれよという間に本以外のさまざまな商品を扱い始め、「Amazon Go」のような実店舗まで始めました。
そうなってようやく、アマゾンに自分たちのビジネスが奪われるかもしれないと気づきはじめています。現実に、小売り、流通、出版……など、さまざまな業界・業種で、こうした変化が起きています。
・エンジニアの開発力と一般従業員の開発力
・開発環境としてのPaaSに注目が集まっている理由
・PaaS活用のユースケースと選択のポイント
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!