海外進出を阻む壁はここにもあった!失敗はどうして避けられないのか?
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いざ海外進出!その前に立ちふさがるいくつもの壁
いまや、ビジネスのグローバル化は大手企業だけのトピックではない。国内市場がシュリンクする中で、あらゆる企業が自社の製品やサービスを積極的に海外に展開したり、海外企業と提携してビジネスを拡大する必要に迫られている。しかし、いざ海外進出の検討を開始すると、さまざまな課題に直面するのも事実だ。
たとえば、中小企業庁の調査によると、海外進出の課題として「現地人材の確保」、「人件費の上昇と労務管理」などが挙げられており、海外人材の有効活用が大きなチャレンジとなっている。
海外人材の有効活用というと、言語の違いだけが壁になると思われがちだが、実はそれだけではない。
特に重要なのが文化への理解だ。その国の商習慣やコミュニケーションの作法を知っておかなければ、現地でのビジネス成功はおぼつかない。
また、マインドセットの変更も必要だ。たとえば日本のシステム導入では、最初から100%の完成度の品質にこだわるケースが多いが、海外ではまず80%と導入範囲を限定してゴールを目指し、残りの20%は80%での成功体験をもって進めていくことが多い。
これはシステムの拡張性についても同様だ。近年、グローバル企業が海外子会社を基準としてシステムを構築し、その後それを日本側に適用する、あるいは他の海外子会社に適用するなど「逆輸入」の流れが起きている。
というのも、日本特有の商習慣に特化したシステムを標準にしてしまうと、グローバルでの拡張性が担保できなくなるためで、他の海外拠点に展開がしづらいといった問題が起きているのだ。しかし、国も違えば、文化も違う中で何を標準とするべきなのかは悩みの種だ。
このように、海外進出の前にはいくつもの壁が立ちふさがっているが、いまや国外にビジネスチャンスを求めていくことは避けられない。
日本の中小企業が海外に進出し、グローバル展開を成功させるためのヒントはないのだろうか。
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