「ネットワーク分離」でもデータを手軽で安全に受け渡す方法
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導入進む「ネットワーク分離」、運用には課題も
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の調査によると、2017年に新聞などで報じられた個人情報漏えいインシデントの件数は386件、漏えいした個人情報は約520万人。1件あたりの漏えい人数は約1万5000人、1件あたりの平均想定損害賠償額は5億4,850万円にのぼる。こうした中、機密情報を扱うネットワークとインターネットに接続するネットワークを分ける「ネットワーク分離」が注目されている。分離したネットワーク間のデータの受け渡しを厳格に管理することで、情報漏えいを防ぐのだ。
しかし、ネットワーク分離には、運用上の問題も指摘されている。
分離されたネットワーク間でデータを受け渡す方法の中で一般的なのがUSBメモリを使う方法だ。ところが、セキュリティを重視するあまり、その管理が非常に煩雑化しているケースが多い。
たとえば、ある企業ではWebサイトからの新規契約の申込情報を分離された業務系ネットワークにUSBメモリを使ってデータの受け渡しをしている。だが、USBメモリは金庫に保管され、利用するときは管理簿に記入して管理者からUSBメモリを受け取る必要がある。そして、社員証や指紋の情報を使ってパソコンでUSBメモリを利用可能にし、さらに上長の承認を受けて……といった煩雑なワークフローのもとでUSBメモリが使用されている。
セキュリティを重視しながらネットワーク間のデータの受け渡しをする方法は本当に他にないのだろうか?
・ネットワーク間で安全にデータをやり取りするには
・ケーブルを抜くとデータが揮発、アクセス制御とログで情報漏えいを阻止
・ファイル無害化などの機能拡張も予定
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