ゴルフダイジェスト・オンラインが明かす、データ分析の工数を「50%削減」した方法
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「データの可視化」を目的にスタートした「GBU防衛構想」とは
ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)は、ゴルフメディア、ゴルフ用品販売、ゴルフレッスン、ゴルフ場予約を4つの軸とし、それぞれを事業部制でビジネス展開している企業である。この中で、ゴルフ場予約を担当しているのが「ゴルフ場ビジネスユニット(GBU)」である。GBUは日本最大級のオンラインゴルフ場予約サービスを運営している。さらに、ゴルフプレーチケットの事前購入サービス、有料会員向けサービスなども手がけ、サイトの会員数は約350万人、月間ページビューは1.5億を誇る。
2017年の7~8月当時、同事業部内ではいくつかのプロジェクトが動いていた。ゴルフ場ビジネスユニット マーケティング部 サービスデザインチームの武田 俊昭氏は、当時の状況を次のように説明する。
「マーケティング部門では、コンバージョンに至るまでのお客さまの行動を把握する目的で、検索データの活用が検討されていました。また、事業管理部門では、部門によってバラバラだったKPIを統一するプロジェクトも動いていました。いずれも『データの可視化』という共通点がありましたので、両プロジェクトのメンバーが合流し、『GBU防衛構想』を立ち上げることになりました」(武田氏)
「GPU防衛構想」とは、顧客と自社の「今」を知るためのプロジェクトだ。飛行機のコクピットのように、自社と顧客の現在の姿がダッシュボードに表示されるイメージである。ただし、当時、全社導入されていたBI環境には課題が多かったと、武田氏は次のように説明する。
「当時のBI製品は、現場の要望に対応が追いつかず、過去に作られたダッシュボード(さまざまなデータを統合して表示する管理画面)の設計も不明で、誰も触ることができない状態でした。また、BI活用のノウハウが蓄積されておらず、単なるデータ抽出ツールとなっていました。さらに、IT部門とビジネス部門のコミュニケーションも不足し、十分に活用されていませんでした」(武田氏)
こうして同事業部は、新たなBIの導入を検討することになった。そして、複数の製品を11項目で点数化して比較・検討した結果、1つの製品にたどり着いたという。
・操作性やビジュアライゼーション、分析機能など11項目で比較、最も得点の高かったBI製品とは
・データ分析の工数を50%削減し、現場担当者自らがデータへアクセスし可視化・活用
・「現場が使えるBI環境」を実現するために必要なこと
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