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日本企業は危機的状況、IoT、AI、ブロックチェーンで米国企業との差はさらに拡大
日米の大手製造業を比較すると、今後、その競争力の差はさらに拡大すると、赤羽氏は次のように説明する。
「日本企業は80年代にピークを打ち、あとは下がる一方です。一方、米国企業は80年代に少し下がりましたが、その後は上昇し、いまや日本企業とは大きな差ができてしまいました。今後、『IT』×『データ』×『プラットフォーム』×『ネットワーク化されたハードウェア』によるイノベーションで、ウェアラブルやIoT、ヘルスケアなど数百兆円規模の産業が創出されますが、そこで日本企業に勝ち目はほとんどありません。したがって、今後、その差はさらに拡大します。もはや手遅れに近い状態です」(赤羽氏)
赤羽氏は、その原因は日本企業のIT活用の下手さにあるという。多くの大手企業はITエンジニアを社内に抱えることなく外注し、外注先では二次請け、三次請け……という特有の構造ができあがった。それが致命的だという。赤羽氏は、「戦車に竹槍で立ち向かう、という状況がまた再現されてしまった」とまで言い切る。
では、今後10年で何が起きるのか。AI、IoT、ブロックチェーンによって、現在の仕事の半分はなくなる。たとえばカスタマーサポートはAIが代替する。弁護士や医者の仕事も減る。ブロックチェーンによるスマートコントラクトが実現すれば、サプライチェーンが自動化され、人手を介さずにモノ、サービス、お金が自動的に行き来するようになる。その結果、「仕事の奪い合い」が起きる。
では、これから到来するその厳しい時代を、企業と個人は、いかに生きればよいのか。そこで生き残るための第一歩が「残業ゼロ」だ。そして、残業ゼロは、必然的に「モバイルワーク」に結びつく。
・もはやすべての企業が生き残ることはできない、生き残りに不可欠な「残業ゼロ」
・神は細部に宿る! 赤羽流 モバイルワーク環境の実現方法
・モバイルワーク実現に必要な「ゼロ思考」を鍛える具体的な方法
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