会社の経費精算やワークフローシステムはなぜ「使いづらい」のか
- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
なぜワークフローが必要なのか
そもそもワークフローシステムとは、稟議、報告書、届け出承認などの社内手続きを電子化したものだ。一連の処理手続きを定義・可視化することで、経営者やマネージャーは適切に意思決定を行うとともに、業務の進行を効率化し、さらにそれを正しく把握することができる。ただし、日本においては、ワークフローシステムを適切に利用できている企業は意外と少ない。その理由の1つには、部門単位などで“サイロ化した独自のワークフロー”にこだわるあまり、会社全体として最適化されていないことが挙げられる。また、過去に導入したものの、現在のビジネスプロセスとは異なるために形骸化してしまったり、使い勝手が悪く、利用されないシステムになっている場合もある。
「どの申請書に」「誰の決裁が必要で」「誰の処理を待っているのか」が可視化できなければ、意思決定のスピードはむしろ低下する。その結果、申請の差し戻しや書類の再提出といった手間や無駄な時間が発生してしまうのだ。
また経費精算システムはあらゆる企業で必要とされるにもかかわらず、使いづらいことが多い。交通費の経路の費用を別途調べる必要があったり、よく使う費用でも毎回登録する必要があったりする。何かわからないことがあれば、随時、経理に聞くという人も少なくないだろう。
申請業務や経費精算は手間がかかるが、企業にとって必須の作業だ。したがって、使い勝手のよいシステムを導入して手間を削減し、本業に注力できる環境を整える必要がある。
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!