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  • 2016/11/02 掲載
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2045年、人工知能(AI)が人間の能力を超える技術的特異点「シンギュラリティ」が到来するといわれている。このような「強いAI」の登場はまだまだ先の話だが、数学的手法や論理的推論の延長で生まれた現段階のAIによって、サービス・知識労働の革新はすでに起こりつつある。こうした中で、人間とAIに求められる役割とは何か。そして両者は、どのようにすれば共存していけるのか。2016年9月7日に開催された日立ソリューションズ主催イベント「Prowise Business Forum in NAGOYA 第13回」では、テクノロジーが進化しても普遍的に変わらない「対人関係」の課題について、アドラー心理学者で「嫌われる勇気」著者の岸見一郎 氏が解決のヒントを指南。さらに、人工知能のトレンドと日立グループにおけるAIの取り組みついて、日立製作所が解説した。

「嫌われる勇気」著者 アドラー心理学者 岸見一郎 氏が語る
職場での「対人関係」の築き方


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「嫌われる勇気」著者
アドラー心理学者 岸見一郎 氏
 あらゆる組織に属する人間にとって、コミュニケーションの悩みはつきものだ。オーストリアの精神科医で心理学者のアルフレッド・アドラーは、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言している。

 日立ソリューションズ主催による「Prowise Business Forum in NAGOYA 第13回」の特別講演に登壇したのは、「アドラー心理学」の第一人者で、累計発行部数が135万部を超えた『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』の著者である岸見一郎 氏だ。同氏は、対人関係をよくするためには、何よりも「課題の分離」が重要であると語った。

 課題の分離とは、自分の課題と他者の課題を分離し、他者の課題に踏み込まないことだ。例えば、勉強しない子どもに向かって「勉強しなさい」と小言を言う。岸見氏は「これは子どもの課題に親が土足で踏み込むこと。勉強しないということで降りかかる結末を引き受けるのは子どもで、言われてうれしいわけはない。それによって対人関係が悪化するのは当然」と指摘する。

 ただ、ビジネスにおいては、業績が上がらない部下に対して上司が介入しないわけにはいかない。業績を上げるという部下の課題は、上司や組織にも関係する「共同の課題」だからである。

 しかし、こうした共同の課題に対しても「このままだとどうなると思っているのか?」というような上司の立場からの「皮肉や威嚇、挑戦めいた言い方」をしてはいけないと岸見氏は語る。

「あらゆる人間関係は、年齢、性別、職責に関係なく、横の関係、つまり対等なものとしてとらえるというのがアドラー心理学の考え方です。皮肉や威嚇、挑戦の態度で向かってきた相手を身近に感じることができるでしょうか? やみくもに部下をしかっても招くのは反発だけです」(岸見氏)

部下を育てたければ、ほめても、しかってもいけない

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