サイバー攻撃のリスク評価に必要不可欠な「サイバー・インテリジェンス」とは
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サイバー・インテリジェンスとは何か
デロイトトーマツリスクサービスでは、サイバー脅威対応支援やSIEMの導入支援、CSIRTの構築支援などのサイバーセキュリティをコアサービスとして提供しているが、その活動は世界の第三者機関からも高い評価を獲得している。たとえば調査会社のフォレスターは「情報セキュリティサービスコンサルティングにおいて、デロイトは世界的なリーダーである」と評価しており、またガートナーは「デロイトは、セキュリティコンサルティングサービスの業務収入で3年連続世界1位となった」という発表を行った。
デロイトトーマツサイバーセキュリティ先端研究所主催の第6回サイバーセキュリティセミナー「名ばかりCSIRT処方箋~実効性のあるCSIRT構築手法~」で登壇した佐藤氏は「我々はグローバルに最先端で高度なナレッジを有していると評価されている」と語り、自社の優位性について「サイバー・インテリジェンスを最大限に活用したサービスを提供できることだ」と強調した。
それではサイバー・インテリジェンスとは、どのようなものなのか。
「我々はサイバー・インテリジェンスを、事前にサイバー攻撃者の属性や目的などを知ることで、攻撃への対策を取ることを可能にしてくれる情報、また実際に発生したサイバー攻撃をコンテクストの中で解釈し、リスクを評価することを支援してくれる情報だと定義している」
つまりサイバー・インテリジェンスは、サイバー攻撃の予兆把握と、攻撃発生後の状況分析に活用できるものだと言える。そして佐藤氏はさらに、単なる情報とサイバー・インテリジェンスとの違いについても説明を加えた。
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