MA導入はなぜ失敗するのか?MAを超える「マーケティングプラットフォーム」に迫る
- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
MAを導入してもなぜ成果が出ないのか
2015年はMAツールを導入する企業が増えた1年だった。海外のMA製品が相次いで国内に上陸し、煩雑なマーケティングプロセスを自動化してくれるという新しいコンセプトに、多くの日本企業が飛びついた。MAの活用が進む米国では国土が広く、電話してもすぐに顧客を訪ねるのは難しい。そこで効率的にリードを収集し、ナーチャリング(見込み顧客を有望顧客に育成する行為のこと)して、最終的な購買に結びつけていく考え方が生まれた。
一方、日本は何かあればすぐに駆けつけるのが営業の基本。既存顧客をルートセールス的に訪問したり、クチコミでの紹介を待つという商習慣もあり、本来はこうした欧米的な営業スタイルは馴染まない。
それでもMAが受け入れられた背景には、日本企業が抱えるデジタル化とグローバル化という大きな2つの課題があったからだ。
まず、今やデジタルマーケティングは一般化し、メールやWebなどを活用した顧客関係の構築が行われるようになった。リアル店舗も含めた「オムニチャネル」では顧客とのさまざまな接点をとらえ、どのような体験をした人がいつどのように購買に至ったのかを見極めたいという要望も出てきた。
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!