コロケーションとラックハウジングはどう違う?データセンター選びの3つのポイント
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拡大を続けるデータセンター市場とその背景
IT調査会社 IDC Japanによると、2015年の国内データセンター市場は、前年比成長率が7.7%の1兆429億円だった。今後も市場は拡大を続け、2019年には1兆3386億円になると予想されている。企業にとって最も大事な基幹系システムを、自社サーバルームからデータセンターへシステム移設したり、より耐震性の高いデータセンターへ移行する事例が増えているとともに、デジタルビジネスの成長もその拡大を牽引している。
実際に、災害対策や事業継続、運用コスト削減を目的に、システム更改のタイミングで社内システムの「外出し」を検討する企業は多いが、その形態はさまざまだ。プライベートクラウドを構築するケースもあれば、現在のシステムを単純にデータセンターに丸ごと移設するケースもある。あるいは、オンプレミスとクラウドを組み合わせたハイブリッドクラウドを選択する企業も増えている。
いずれにしても、データセンターをうまく活用することが重要になるが、いざデータセンターを利用しようとすると、意外と知らないことが多いことに気づく。たとえば、社内システムをデータセンターに移設する場合、「ラックハウジング」と「コロケーション」のどちらを選べばよいだろうか。
一般に、「ラックハウジング」はサーバやネットワーク機器を預かって、ラックや電源を提供するサービスだ。一方、「コロケーション」は、自由に機器を設置できる場所を提供する。したがって、ラック単位で利用するなら「ラックハウジング」、汎用機などの現在の機器をそのまま移設するなら「コロケーション」という使い分けになる。
必要性が高まっているにもかかわらず、意外と知らないことが多いのがデータセンターなのだ。そこで、運用が始まってから後悔しないために、データセンター選びの3つのポイントを、専門家の意見を交えながら紹介しよう。
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