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待っていれば採用できた10年前、企業が動かないと採用できない現在
──近年、企業の人材獲得が激化しています。その背景について、ご意見をお聞かせください。
常務執行役員 人事総務統括
青野 史寛氏
私自身は、人事分野で30年やってきましたが、やはり人材獲得におけるマクロ的な経済要因は大きいと思います。ここ10年でいえば、明らかにグローバル化の進展、団塊の世代の入れ替え、少子化といった構造的な問題の影響を感じています。
多田氏:私の場合は、ちょうど10年前から人材のマーケットに関わっています。10年前は団塊ジュニアが30代前半から半ばというところで、企業から見ると、待っていても応募のあった時代です。しかし、ここ2、3年でそれが大きく変わりました。業界のトップ企業であっても、企業側から採りにいかなければ人材を獲得できない時代になっています。それだけ、優秀な人材の獲得競争が激化しているのです。
──ここ2、3年の変化とは、景気の影響が大きいのでしょうか。
多田氏:実は10年前も景気はよくて、有効求人倍率は現在とほぼ同じでした。それが、2008年9月のリーマンショック後、有効求人倍率は0.5倍に下がり、人材採用市場はピーク時と比較すると43%減と大きく縮小しました。そこから現在にいたるまでの回復過程で大きく変わったのは、獲得方法を多様化しないと人材を獲得できなくなったことです。弊社が提唱している「ダイレクト・リクルーティング」のように、企業が主体的に採用活動に取り組まなければならない時代になったのです。
新しい採用の仕組みにチャレンジするソフトバンク
──では、人材獲得競争が激化している今、ソフトバンクはどういった採用をしていますか。
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