SCSK株式会社/図研ネットウエイブ株式会社 提供コンテンツ

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  • 2014/08/25 掲載
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セキュリティの脅威が高度化・巧妙化しつつある中、データ暗号化を行うSSL通信は、多くのWebサービスにおいて必須要件となっている。さらに、近年の暗号解読技術の進展に伴い、2048ビットSSL通信の必要性がますます高まっている。一方、ITシステムの新たな利用形態としてクラウド基盤が普及し、自社でITシステムを所有して管理・運用する高コスト体質から脱却、必要なときに必要な分だけITサービスを利用する「所有から利用」の時代へと推移している。そうした中、企業A社がニフティクラウドで350万人規模のユーザー利用を想定したWebサービスを立ち上げることになった。

クラウドで高速なSSL通信はできないのか?

 A社の新サービスは、A社からの情報発信に対し、Webサイトで350万人以上のユーザーからコメントを受けるという、インタラクティブかつ大規模なものであった。

 このサービスは、情報発信後、期間限定でユーザーからのコメントを受け付ける。350万人規模のユーザーからのコメントが短期間に集中して寄せられるため、アクセス集中時にはWebサイトの表示速度低下、サーバダウンの可能性がある。そのため、サーバへのトラフィックを分散させるADCを利用し、サーバの可用性を高める必要があった。加えて、ユーザーから寄せられる情報を保護する観点でSSL通信は必須の要件となった。

 問題は、仮想化されたクラウド基盤での2048ビットSSL処理性能である。クラウド基盤などの仮想環境で、2048ビットSSL暗号化・復号化の高速処理は困難といわれていたが、A社はサービス規模を考慮して性能要件を16,000TPSとした。


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エスキュービズム
技術開発部
中村 寿一 氏
 そこでA社は、ニフティクラウドで採用しているRiverbed社製 仮想ADC(アプリケーション・デリバリ・コントローラ)「SteelApp Traffic Manager」(旧名:Stingray Traffic Manager)のSSL処理性能に関する検証を、同社パートナーであるエスキュービズムに委託し行うことになった。

 ホワイトペーパーでは、ニフティクラウドでの「SteelApp Traffic Manager」のSSL性能検証を、具体的な数字を交えて詳しく解説している。ぜひダウンロードしてご一読いただきたい。


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