【デモ動画付き】BIツールでExcelから脱却する3つのシナリオ
「IBM Cognos Express」を活用
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ビジネスでは、その規模の大小にかかわらず、「現状の把握」「原因の明確化」「対策の立案と実行」というサイクルを回すことが、きわめて重要である。ところが、多くの中堅企業は、サイクルを回そうにも「ヒト」「モノ」「カネ」が足りないことも多い。そのため、目の前の業務に忙殺されてビジネス全体を俯瞰する余裕もなければ、問題点を分析して的確な対応をとることも難しい。その結果、長年の“勘”に頼らざるをえないというケースが少なくない。
しかし、現在のように変化の激しい時代には、こうした場当たり的な対応はリスクが大きい。ちょっとした判断ミスが、自社を窮地に追い込むことも十分ありうるからである。こうしたリスクを低減し、安定的にビジネスを進めるためには、やはりITの力が不可欠だ。特に、「現状の把握」「原因の明確化」「対策の立案と実行」というサイクルを回すには、ビジネス・インテリジェンス(BI)ツールの活用が求められているのである。
ところが、中堅企業向けのBIツールは、これまでなかなか定着しなかった。その主因は、大企業向け製品の機能を絞っただけで、「管理者不在」「予算不足」「十分なITスキルを持った従業員の不足」といった中堅企業の実態に即した製品が少なかったことだろう。また、多くの企業ではExcelで充分、という認識があるのではないだろうか。
日本IBMがリリースしたIBM Cognos Expressは、こうした中堅企業の実態とニーズを踏まえ、中堅企業にターゲットを絞って開発されたBI製品である。「Reporter」「Advisor」「Xcelerator」という3つのモジュールから構成され、必要なものを段階的に導入することも可能だ。ここでは、IBM Cognos Expressの3つの導入シナリオで、中堅企業の課題をいかに解決するかをご紹介しよう。
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