高性能GPU環境は「1億円超」が当たり前の世界、知らないと損する「コスト70%減」秘策
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国際色豊かな開発拠点で生成AIの導入を検討
社会に強いインパクトを与えている生成AIだが、キリロムデジタルも同様に、生成AIを用いたアプリ開発に積極的に取り組んでいる一社である。「日本のエンジニアを世界に解放する」をビジョンに開発チームのグローバル化に取り組む同社は、本拠地が東京であるものの、2023年に開発拠点を香川県さぬき市に開設したことで話題となった。キリロムデジタルが入居するさぬきピアラーニングハブは廃校となった小学校を活用し、ソフトウェアエンジニアをはじめとした世界中の優秀な人材が集まっているユニークな施設だ。キリロムデジタルはその環境を活用し、日本人エンジニアの英語アレルギーを克服、グローバルで活躍できるよう支援している。ワーキングホリデーで来日している外国人も多く、まさにダイバーシティな職場環境となっている。
そんなキリロムデジタルだが、上述した生成AIを用いたアプリ開発プロジェクトを実行するうえで、ある課題に直面していた。同社のフルスタックエンジニアであるガーナ出身のKWAKYE KWAKU OSEI(NANA)氏は、「最初はLLM(大規模言語モデル)よりも動画や画像の生成に興味があったので、高性能なGPUを搭載した個人向けのゲームPCを導入して、アプリ開発プロジェクトを進めようと思いましたが、日々の業務でパブリッククラウドを使っていたこともあり、クラウドサービスの導入を検討しました。しかし、大手IaaSのAIサービスは、軒並み利用料金が高額になってしまい、活用は現実的ではありませんでした」と当時を振り返る。
事実、大手IaaSのサービスで高性能GPUを8基の一般的な構成とすると、料金は月額で1,000万円を超え、少なく見積もっても年間で1億円は超えてしまう。同社ではこの問題をどのように打破したのだろうか?
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・コストは実に「1/20」? キリロムデジタルが選択した方法
・大手IaaSと比較して、より高性能なNVIDIA H200 141GB搭載しても「70%安価」
・「AI計算力が世界で一番安い国・日本」を実現へ
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