「AI悪用」でランサムウェア成功率が急上昇、切り札となる「究極の防御法」とは
~Zenith Live '24 Tokyo イベントレポート: AIとゼロトラストの融合で生まれる新たな融合性~
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企業における最優先事項「サイバーリスク管理」
また、ゼロデイ攻撃やランサムウェアの脅威もさらに顕著になってきている。米国のCISAを含むセキュリティ機関のレポートでは、古いIT資産が攻撃の主要標的となり、企業内システムへの侵入が容易になると警告している。
ランサムウェア攻撃も増加の一途をたどる。ゼットスケーラーの2024年版 Zscaler ThreatLabzランサムウェア レポート(2023年4月~2024年4月調査)によると、ランサムウェアの脅威も増大しており、Zscalerによってブロックされたランサムウェア攻撃の前年比増加率は17.8%だったという。
その攻撃手法としては、まず「イニシャル・アクセス・ブローカー(IAB)」と呼ばれるグループが初期侵害を行い、標的への不正アクセス手段を提供する。そして、ランサムウェアをサービスとして提供する「ランサムウェア・アズ・ア・サービス(RaaS)」と連携して高度な攻撃を仕掛けるというものだ。
実際、ランサムウェア攻撃の成功率は高まっている。「2024年版 ThreatLabz ランサムウェアレポート」によると、2023年だけでも10億ドルの身代金が支払われているという。また、2024年3月には、とあるフォーチュン50企業が7,500万ドルという前代未聞の金額を支払う事件も発生した。
ますます高度化するサイバー脅威に企業はどのように対抗していけば良いのだろうか。実際のサイバー攻撃の手法を踏まえて、最善なセキュリティ対策を探っていこう。
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・検知が難しすぎるAIを活用した攻撃の手口
・最も警戒すべき驚きの攻撃シナリオ
・AIを悪用する攻撃リスクを低減する切り札
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