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人手不足・生産性の低さなどさまざまな課題を抱える建設業界。これらの課題解決に向き合い、新たな価値創出を目指しているのが日本有数の老舗建設会社「竹中工務店」だ。数々の著名な建築物を世に送り出してきた同社は現在、積極的なDXを推進する。今回は竹中工務店のデジタル推進の概要と、直面した課題、ローコード/ノーコードツールを活用した業務効率化、今後の展望について、同社デジタル室 ビジネスアプリケーション1 グループ長の芦田 浩史氏に聞く。
竹中工務店が進める建設DX
芦田 浩史氏は1991年の入社以来、竹中工務店のIT事業に携わってきた。2020年4月からはグループ長として、竹中工務店のDX(デジタルトランスフォーメーション)を牽引する。
「竹中工務店が進めるDXの象徴が“建設デジタルプラットフォーム”です。全社DXの基盤として、2021年末より運用がスタートしております」(芦田氏)
建設デジタルプラットフォームは、全社のデータを蓄積・活用するための仕組みだ。建設に関わる、一連のプロセス・事業領域をカバーした「DXアプリケーション群」で構成され、発生するデータを一元的に蓄積・管理する。これにより、AI等を用いた高度なデータの利活用が可能となり、業務効率化や新たな価値創出につなげる。
ICT戦略にもとづき、事業部門とICT部門が一体となり、デジタル技術によるすべての業務の効率化および部門や企業の壁を超えたデジタル変革を進めてきたことが評価され、2021年には国から「DX認定取得事業者」の認定を受けた。
なぜ竹中工務店は、DXを積極的に推進し続けるのか。
ここからは、同社のDX推進の背景にある「建設業界の深刻すぎる課題」ほか、建設デジタルプラットフォームにおいて重要な取り組みである「ローコード/ノーコードの適用」、さらに、今後のDX推進の鍵となる取り組みについて紹介する。
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・生産性は製造業の「約半分」、人手不足は「約93万人」…建設業界が抱える深刻な課題
・Excel集計・共有に代わるシステムをローコードで開発、大幅な効率化を達成
・RPAも積極開発、定型業務もどんどん効率化
・竹中工務店流「ハイブリッド人材の育成」戦略とは?
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