実は、全組織が「脱PPAP」すべきとは限らない?コスト最小限で安全なファイル送付法
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広がる「脱PPAP」、そもそも何が問題?
脱PPAPの背景にはセキュリティ面での重要課題がある。たとえば、ZIPファイルとパスワードを記載したメールをどちらも誤送信してしまった場合は、重要な情報を関係ない相手に渡してしまうことになる。また、マルウェア感染リスクが高まることもデメリットだ。セキュリティ対策ソフトは、ZIPファイルを解凍してウイルスチェックを行うが、暗号化によってZIPファイルを解凍できず、ウイルスチェックを回避してしまう恐れもある。
2020年には、中央省庁でPPAP運用を廃止すると発表された。政府の発表を皮切りに、PPAPを禁止する民間企業が増えている。それでは、PPAPの代替手段としてどのようなファイル送受信方法が最適なのだろうか。
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・そもそも「脱PPAP」はすべての企業・団体が取り組むべき? 判断基準3点
・PPAPの代替手段、現実的な「3つの方向性」
・高セキュリティと圧倒的使いやすさを両立する方法
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