中堅中小企業はSASEを諦めるしかないのか? 導入・運用負荷を“極限”まで軽減する方法
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ゼロトラスト実現“必須”とはいえ高すぎるハードル
その一方で、サイバー攻撃は規模を問わず、脆弱性を抱えた組織を狙って無差別かつ自動化された攻撃をしかける「相手構わず」のアプローチが主流化している。警視庁による2022年のランサムウェア被害報告では、全230件のうち中小企業が121件(53%)と最も大きな割合を占めた。また、脆弱性がある組織への攻撃を踏み台に、大企業への攻撃を試みるサプライチェーン攻撃の脅威も依然衰えていない。
こうした調査からも、すべてを信頼せず常に検証を行う「ゼロトラスト」の重要性が伝わってくるが、その実現は容易ではない。ゼロトラストでは、さまざまな機能・分野の製品を組み合わせたセキュリティツールを導入し、運用・管理の負荷増大や回線のひっ迫にも迅速に対応しなければならない。中堅・中小企業には荷が重い課題なのだ。
そこで注目されるのが、ネットワークとセキュリティの機能を1つのクラウドサービスで包括的に管理し、ゼロトラストを実装できるSASE(Secure Access Service Edge:サシー)だ。本稿では、多彩なセキュリティ機能を取り入れながら、運用負荷や回線ひっ迫の課題をクリアする、中堅・中小企業に最適なSASE導入を考察する。
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・中堅・中小企業でSASE導入が進まない実情……現状を打破するには?
・そもそもSASEとは? 構成される主な機能を解説
・「必要十分なSASE」を実現するポイント4つ
・運用負荷をまさかの「ゼロ」にする方法、中堅・中小企業に最適なSASEとは
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