「そのゼロトラスト弱すぎ…… 」、正しい環境とAIで「4つの課題」を解決せよ
「SSE」「SASE」は「ゼロトラスト」を実現する
そうした状況に、クラウドベースのセキュリティサービスやソリューションの導入を検討する企業・組織も急増している。だが、セキュリティ分野は抽象的な用語や概念が多く、判断に迷うユーザーが少なくない。そこでまずは復習をかねてキーワードを整理してみよう。
まず「ゼロトラスト」は、暗黙の信頼を排除し、デジタルコミュニケーションのすべての事象に対して安全性を検証してセキュリティを担保するというコンセプトだ。そして「SSE(Security Service Edge)」や「SASE(Secure Access Service Edge)」は、このゼロトラストを実現するためにある。
SSEとSASEは、対象とする範囲が異なっている。SSEはクラウドを中心に、WebやSaaS、データセンターを総合的に管理し、安全なアクセスを提供する。これに対しSASEは、SSEに加えSD-WANなどのネットワークを組み合わせ、モバイル機器を含むすべてのオフィス環境をセキュリティの配下に置く。
SSEやSASEの要素を備える統合セキュリティソリューションは、クラウドセキュリティの要素技術を網羅しており、ポストコロナのオフィス回帰とともに需要が急増中だが、その専門性もあり、選び方が難しいのが現状だ。次章からは、具体的なサービスやソリューション選定のポイントなどを見ていこう。
この記事の続き >>
-
・「弱すぎるゼロトラスト」にありがちな4つの課題
・“強い”ゼロトラストへ、SASE 導入のきっかけとなる5つのキードライバーとは?
・AI/ML(マシンラーニング)の力で堅牢なセキュリティを実現する
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!