仕事量多すぎ「大規模オンプレのクラウド移行」、数カ月で完了できる“スゴイ方法”
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なぜ「オンプレミス→クラウド」は難しいのか?
また、コロナ禍を経て企業のコスト意識が高まったことも、パブリッククラウドの拡大に関係している。オンプレミスのシステムの場合、数年に一度のハードウェア更改やソフトウェアのバージョンアップなど、調達や運用・保守にコストがかかってしまう。これらを削減する目的でパブリッククラウドに移行する企業も多い。
ただし、パブリッククラウドへの移行は簡単ではない。仮に、新しいシステムやアプリケーションを開発する用途であるならば、その開発環境としてパブリッククラウドを選び、運用もそれに合わせるというのは理にかなっているかもしれない。しかし、オンプレミスの既存システム、特に基幹系のような複雑かつ重要なシステムをパブリッククラウドへ移行しようとすると、そのハードルは一気に高くなる。それはなぜか。
まず、オンプレミスの既存システムをパブリッククラウドの仕様に合わせて変更しなければならない。特にクラウドネイティブな仕組みを目指すとなれば、技術的なハードルも高くなり、膨大な時間とコストがかかってしまう。さらに、オンプレミスとパブリッククラウドでは求められる知識・スキルが異なる。
実際にVMwareの調査「組織のハイブリッドおよびマルチクラウド戦略の動向」(2022年12月)によれば、クラウドに対する知識・経験の不足が原因でプロジェクトの失敗または遅延を経験したと回答した企業は70%にのぼる。
それでは、パブリッククラウドへの移行が困難な情シス部門は「オンプレ+クラウド」の多重運用の負担を抱え続けるしかないのだろうか。パブリッククラウド移行は断念せざるを得ないのか。
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・結局、何が問題になるのか?クラウド移行が難しい理由
・「クラウド移行」、オンプレの最小限の改修で済むワケ
・NECの「大規模オンプレ」のクラウド移行はわずか70日で完了
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