消えゆくパスワード、 「FIDO2」仕様の生体認証が開く 新たなセキュリティ環境
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認証情報が搾取されるリスク、危険だらけのオンライン業務
クラウド利用やリモートワークの浸透が進み、システム・従業員・情報資産などの企業リソースがあちこちに点在すると、社内外のネットワーク境界だけを守るセキュリティは通用しなくなる。オンライン業務では端末や接続機器、通信回線など、あらゆるところで認証情報が窃取されるリスクを伴う。
そこで重要になるのが、ユーザー認証とアクセス管理だ。
ユーザー認証を強化する方法として、スマートフォンアプリでのワンタイムパスワード発行、SMSでのコード通知などがある。しかし、認証情報を送る仕様自体は変更がなく、激増するフィッシング詐欺への耐性は高くない。
こうした課題を解決する次世代認証として期待されているのが、国際的な標準化機関のFIDO Allianceが推進する「FIDO2」というオンライン認証、中でも、顔や指紋などを使う生体認証だ。アップル、グーグル、マイクロソフトと、OS大手3社はすでに、FIDO2仕様の生体認証を標準機能として搭載している。
以降では、FIDO2認証の有用性および、ゼロトラストセキュリティに至るアクセス管理手法の紹介を通じ、利便性と安全性を両立する効率的なセキュリティを解説する。
・手軽な多要素認証 FIDO2の仕組みとメリット
・米国で活発化、事業者の多要素認証への切り替えの動き
・ゼロトラストを実現する3つのアクセス管理方式
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