【驚異】ドコモが「解決スピード10倍超」達成、「アジャイル&クラウド」の使い方
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オンプレからクラウドへ、約10年で劇的に変わったNTTドコモのサービス系システムの開発体制
同社がAWSを本格的に利用開始した2012年当時、開発手法はウォーターフォール型、契約形態は外注(請負)がほとんどだったという。それが徐々にアジャイル開発、準内製が増えていった。そして、オンプレミスで稼働していたシステムはクラウドへの移行が進んだ。NTTドコモ プロダクトデザイン部 部長 三井 力 氏は、次のように説明する。
「オンプレからクラウドへの移行では、SIerとの請負契約を準内製に、オンプレミスをパブリッククラウドに、ウォーターフォール開発をアジャイル開発に変えました。また、組織についても、インフラ、業務アプリ開発、保守運用に分かれていた組織を1つにまとめました」(三井氏)
こうして同社は、2022年6月までにそれまでオンプレで動いていた46システムを、すべてクラウド化することに成功する。
このように、NTTドコモのシステム開発体制、手法は大きく変わった。そして、その成果は劇的なものだった。たとえば、インシデント解決スピードは10倍から1000倍になったという。
次は、この変化によって同社が得た成果と、その変化を支えた環境や仕組み、ツールについて詳しく解説する。
・開発スピードは4倍、故障発生回数3分の1以下、インシデント解決スピード1000倍を実現
・問い合わせや障害対応の削減、性能試験の効率化、サイレント故障の補足などを実現
・不具合の早期発見や品質監視が可能となり、人手による24時間365日の監視が不要に
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