シスコシステムズ合同会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2023/01/25 掲載

シスコの侵害事例にみる「多要素認証の限界」、パスワードに依存しないセキュリティ対策

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
リモートワークの普及は社員に便利さをもたらした一方、企業のセキュリティ強化の必要性を高めた。実際、データ漏えい・侵害の被害件数は年々増加の一途をたどり、有用とされる多要素認証をバイパスされる手段も散見される。このような脅威に対して、どのような対策を講じれば良いのか。ゼロトラストの概念を踏まえ、最新のセキュリティ手法を解説する。

photo
データ漏えい・侵害に対してどのような対策を講じるべきか
(Photo/Getty Images)

セキュリティ機能をバイパスする攻撃手法の登場

 データ漏えい・侵害の被害件数が年々増加している。米ベライゾンの2022年調査によると、その原因の1位は「ユーザーIDやパスワードの漏えい、弱いパスワード」といった認証情報の不備だ。さらに、データ侵害におけるランサムウェアの割合は、前年より13%増加して25%に。ランサムウェアの侵入経路は、リモートデスクトップなどの共有ソフトからが40%だった。

 攻撃者は、リモートアクセス認証の脆弱性を利用する。すべてのトラフィックを疑い、常に認証するというゼロトラストの概念から考えると、信頼できるユーザーや信頼できるデバイスの認証により力点を置く必要がある。

 そのため、PCからログインした後、登録したスマートフォンでさらに認証を行うといった多要素認証の導入が増えている。登録済みのデバイスだけにアクセスを許可するデバイス認証なども、実施済みもしくは導入検討中の企業が多い。

 ただし、多要素認証も完璧ではない。2022年10月、米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁「CISA」が公表した多要素認証に関するガイダンスでは、一部の多要素認証をバイパスする攻撃手法が散見されたのだ。こうした攻撃にどのように対策するべきだろうか。

 以降では、シスコシステムズの侵害事例も交えながら、最新の多要素認証も含めたセキュリティ対策の最前線を紹介する。

この記事の続き >>
・なぜ多要素認証は完璧でないのか?シスコ・ウーバーの侵害事例
・CISA推奨「耐性のある多要素認証方法」とは
・パスワードに依存しないセキュアなアクセスをどう実現?

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます