- 2024/09/26 掲載
仏財務・予算相、まず歳出削減・その後増税へ 財政赤字抑制で
[パリ 25日 ロイター] - フランスのアルマン新経済・財務相とサンマルタン新予算相は25日、財政赤字拡大への対応策として、まず歳出削減を行った後、増税を行う方針を明らかにした。
バルニエ新首相は、2025年度予算を数日以内に決定し、遅くとも10月中旬までに議会に提出する必要がある。
議会の財政委員会に初めて出席したアルマン財務相は25日、「全員で負担を分かち合う必要がある」と述べた。
サンマルタン予算相は、財政赤字はわずか数日前の予想からさらに悪化し、対国内総生産(GDP)比で6%を超える恐れがあり、前政権が春に予想した5.1%をはるかに上回ると語った。
アルマン氏は経済成長率は予想より若干良かったものの、財政逼迫を和らげるには十分ではなかったと述べた。
両相は、10月9日の週に25年度予算を議会に提出すると述べた以外、財政計画の詳細を明らかにしなかった。
バルニエ首相は先に、富裕層や一部企業に対する増税に前向きであることを示唆しており、アルマン氏とサンマルタン氏も25日の議会で同じ立場を表明した。
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