- 2024/08/31 掲載
ECB、9月の追加利下げ「賢明」後手に回るリスク=仏中銀総裁
欧州連合(EU)統計局が発表した8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比2.2%と、3年ぶりの低水準に鈍化した。
ビルロワドガロー氏は30日に掲載された仏誌ルポワンのインタビューで「経済成長はなお弱すぎるため、引き続きリスクバランスを注視する必要がある」とし、「追加利下げを決定するのが賢明になる」と述べた。
その上で、インフレ率が目標とする2%に達するまでECBが利下げを待てば対応が後手に回り、インフレ率が目標を下回るリスクに直面すると語った。
ECBの政策金利は来年2─2.5%に引き下げられるとの市場の観測については、 現時点で「妥当」との考えを示した。
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