［北京　３０日　ロイター］ - 中国人民銀行（中央銀行）のデータによると、６月末時点の住宅ローン残高が一段と減少する一方、不動産開発ローンは増加した。

６月末時点の個人向け住宅ローン残高は３７兆７９００億元（５兆３３００億ドル）で前年比２．１％減少。３月末の１．９％減だった。

６月末時点の不動産開発業者向け融資残高は１３兆７７００億元で前年比２．８％増加。３月末の１．７％増から伸びが加速した。

６月末時点の総不動産融資は前年比１％減の５３兆１０００億元。３月末は前年比１．１％減だった。

政府はここ数カ月、さまざまな不動産支援策を打ち出している。