• 2024/08/30 掲載

ティッセンクルップ鉄鋼子会社、経営首脳陣がそろって辞任 親会社と対立

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
Christoph Steitz Tom Kackenhoff

[フランクフルト/デュッセルドルフ 29日 ロイター] - ドイツ鉄鋼・エンジニアリング大手ティッセンクルップの鉄鋼子会社ティッセンクルップ・スチール・ヨーロッパ(TKSE)で、経営首脳陣がそろって辞任ないし辞任表明する事態が起こった。TKSEの今後の経営方針を巡る親会社との根本的な意見の食い違いが原因だ。

対立の核心は、TKSEが収益力を高めるためにどれぐらいの規模で設備や人員を削減しなければならないか、またそうしたリストラ実行に向けて親会社からの資金支援がどの程度必要になるかだった。

親会社ティッセンクルップのミゲル・ロペス最高経営責任者(CEO)の目には、TKSEの経営陣が今月提出した案では取り組みが不十分と映り、ロペス氏はTKSEがグループの資金の大半を吸い上げ続けていることに不満を示している。

この時点でTKSEが必要としている資金と、ティッセンクルップ側が提示した支援額には13億ユーロもの開きがあった。

こうした中でTKSEのシグマー・ガブリエル監査役会会長は、親会社との間でオープンな議論やプロフェッショナリズムの基準を通じた対話は不可能となり、監査役会メンバーとして責任ある行動は取れないと主張。TKSEのベルンハルト・オズバーグCEOが即時辞任し、ガブリエル氏も9月半ばまでしか職にとどまらない意向を明らかにした。

このほかTKSEの経営陣と監査役会の5人も辞任するという。

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます