[２７日 ロイター] - 米アップルがデジタルサービス部門の約１００人を削減したと、ブルームバーグ・ニュースが複数の関係者の話として２７日に報じた。「アップルブックス」アプリと「アップルブックストア」を担当するチームの削減が最も多かったという。

一部のエンジニアリング職や「アップルニュース」を運営するチームなども対象に含まれる。

アップルはこの報道に関するコメントを控えた。

アップルのサービス部門従業員数は不明。最新の年次報告書では２０２３年９月３０日時点でフルタイム換算で約１６万１０００人となっている。

アップルは、人工知能（ＡＩ）分野などへ優先事項が変化する中、チームの再編を進めている。

メディアの報道によると、これまでにハイエンド向け拡張現実（ＡＲ）対応ゴーグル型端末「ビジョンプロ」の次期モデルの開発を中止したほか、スマートウオッチのディスプレーを自社で設計・開発するプロジェクトを中止している。