- 2024/08/28 掲載
セブン&アイ買収「歴史的意義」も、米アーティザン運用担当が見解
アーティザンは2019年以降、セブン&アイの経営陣や企業構造に批判的な立場を取ってきた。へリック氏は、同社取締役会がクシュタールの買収提案が友好的である間に交渉に臨み、利害関係者に良い結果をもたらすチャンスを高めるべきと述べた。
アーティザンはまた、自社の位置づけについて「アクティビスト」(物言う株主)ではなく企業経営陣や取締役会と対話する積極的な株主だと説明した。
ヘリック氏はアーティザンがセブン&アイの経営陣とやりとりしているかどうかについてコメントを控えた。
「今回の件で取締役会や日本企業全体の評判において最も需要なのは、株主にとって公正、独立的なプロセスをたどることだ」とし、「このプロセスの結果は、歴史的意義をもたらす可能性がある」との見方を示した。
LSEGのデータによると、アーティザンはセブン&アイの発行済み株式の0.85%を保有している。
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