- 2024/08/28 掲載
米スーパー・マイクロを空売り、ヒンデンブルグ「会計操作」指摘
ヒンデンブルグは空売りで知られており、同社のリポートはこれまでに著名投資家カール・アイカーン氏の投資会社や資産家ゴータム・アダニ氏率いるインドの新興財閥アダニ・グループなど複数の有名企業を揺るがしている。
スーパー・マイクロは27日、2.6%下落した。同社株は生成AIブームを背景に昨年3倍以上に上昇した後、今年も2倍近くに値上がりしている。
ヒンデンブルグは元幹部への聞き取りや訴訟記録などの調査を行った結果、未公表の関連当事者取引や輸出規制の不履行といった行為の証拠が見つかったと指摘。
報告書で「(スーパーマイクロは)早期参入企業として利益を得たが、依然として会計、ガバナンス、コンプライアンス上の重大な問題に直面している。劣った製品とサービスを提供しており、より信頼できる競合他社にシェアを浸食されている」と述べた。
スーパー・マイクロは現時点でコメント要請に応じていない。ロイターはヒンデンブルグの報告書を独自に検証することはできなかった。
関連コンテンツ
PR
PR
PR