- 2024/08/28 掲載
米CB消費者信頼感、8月は103.3に上昇
ロイターがまとめた市場予想は、前回発表の100.3からほぼ横ばいの100.7だった。
コンファレンス・ボードの主任エコノミスト、ダナ・ピーターソン氏は「現在の労働状況に対する消費者の見方は悪くはないものの、引き続き弱まっている。今後の労働市場への見方はより悲観的になっている」と指摘した。
仕事が「豊富にある」とみる消費者の割合は32.8%と、前月の33.4%から減った。仕事が「得にくい」とみる消費者は16.4%で、前月の16.3%から増えた。
消費者の1年先のインフレ期待は4.9%に下がり、2020年3月以来の低水準となった。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は今月23日、労働市場を巡る懸念の高まりを受け、利下げが近いことを示唆した。金融市場では、FRBが9月に25ベーシスポイント(bp)の利下げで緩和を始めると予想する一方、50bpの利下げを実施するとの見方もある。
FRBは政策金利を22年と23年で計525bp引き上げ、現在の5.25─5.50%の水準で1年超据え置いている。
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