- 2024/08/27 掲載
最大2.4センチ、地盤沈下確認=岐阜県のリニア工事周辺地域―JR東海
JR東海は27日、岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線「日吉トンネル」掘削工事の現場周辺で、最大2.4センチの地盤沈下が観測されたと明らかにした。掘削工事では現場周辺で井戸などの水位低下も確認されており、水位低下について議論している岐阜県の専門家会議で説明した。同社はトンネル工事によって地下水が流出したことで、地盤沈下が起きた可能性があるとの見方を示した。
JR東海は5月末以降、水位低下があった現場周辺の計30カ所で、地表面の高さを週に1回程度測定している。このうち12カ所で8月26日までに沈下傾向が観測されたという。
【時事通信社】 〔写真説明〕リニア中央新幹線、掘削中の「日吉トンネル」=2019年11月、岐阜県瑞浪市
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