- 2024/08/27 掲載
米耐久財受注、7月は9.9%増 コア資本財は予想外に減少
一方、民間設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)受注は0.1%減。6月の0.5%増(0.9%増から下方改定)から予想外に減少し、第3・四半期初めまで続いた設備投資の勢いの衰えを示唆した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は横ばいだった。
国内総生産(GDP)算出に使用されるコア資本財の出荷は前月比0.4%減少。前月は横ばいだった。
資本財から国防関連を除いた受注は41.9%増。前月は22.9%減少していた。
出荷は4.7%増。6月は6.1%増だった。
項目別の受注は、防衛航空機が12.9%増。一方、自動車は2.6%減少した。
機械は横ばいだった一方、コンピューター・電子製品は0.7%、電気機器・家電・部品は0.4%、それぞれ減少。一次金属も減少した。一方、加工金属製品は0.2%増加した。
キャピタル・エコノミクスの北米チーフエコノミスト、ポール・アシュワース氏は「結局のところ、設備投資は第3・四半期に小幅な増加を記録する見込みだ」と述べた。
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