- 2024/08/26 掲載
滴滴出行、スマート運転資産売却で国有企業子会社と協議
[香港 26日 ロイター] - 関係筋によると、中国の配車サービス大手、滴滴出行(ディディ・グローバル)は、スマート運転・コックピット資産を国有のデジタル地図会社ネーブインフォ(北京四維図新科技)傘下のオートAiに売却する方向で交渉を進めている。
中核事業に専念する。交渉は進んだ段階にあるという。
オートAiはインテリジェントコックピット関連のソフトウエアとハードウエアを開発している。滴滴出行は同資産と交換にオートAiの株式を取得する計画。
売却する資産の価値は5億元(7000万ドル)前後と評価される見通し。競争が激化している電気自動車(EV)事業を大幅に縮小する。
滴滴出行は昨年、EV開発事業を同国のEV企業、小鵬汽車(シャオペン)に7億4400万ドルで売却。小鵬汽車株の約3.25%を取得した。
オートAiへの資産売却は数日中に発表される可能性がある。
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