• 2024/07/11 掲載

欧州各地への新規FDI、昨年はロンドンがパリを抜き首位=EY

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ロンドン 11日 ロイター] - コンサルティング会社EYによると、昨年に欧州の各地域が新規に呼び込んだ外国直接投資(FDI)の件数は、ロンドンがパリを抜いて首位となった。だが英国は他の多くの地域でFDI件数が減少しており、国内全体に開発の動きを広げる上でスターマー新政権が直面する課題が浮き彫りになった。

昨年はロンドンへの新規FDIが359件と前年比20%増え、2019年以降で最高となった。テクノロジーや金融サービス分野への投資が全体をけん引した。パリおよび周辺地域へのFDIは300件だった。

英国へのFDIを地域別にみると、スコットランドが14%増加。風力発電業界の成長がFDIを支えた。西ミッドランドは72%増えた。

半面、ウェールズや北アイルランド、東ミッドランドはFDIが大きく減少。イングランド北部の各地も新規投資が前年を下回った。

EYの英国担当チーフエコノミスト、ピーター・アーノルド氏は昨年に英国全体へのFDIが6%増えたことについて、2022年に首相が2度交代するなど混迷した政局が昨年に落ち着いた状況を反映した可能性があると指摘。スターマー新首相は、低調な経済成長を促進するために必要な投資を、改革や国家支援などを通じて増やすと表明している。

アーノルド氏は、新政権は英国の異なる地域にFDIを呼び込むため、インセンティブや補助金、スキル形成の効果を考えるべきだと指摘。「英国の国家としての投資環境を改善するには、多様な地域の魅力を高めることが重要だ。スコットランドと西ミッドランドの動向は、ロンドン以外へも投資する明確な意欲があることを示している」と述べた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます