- 2024/07/10 掲載
米著名投資家アックマン氏、新たなファンドの資金調達を開始
[9日 ロイター] - ヘッジファンド運用者のビル・アックマン氏は9日、米国で新規上場するクローズドエンド型ファンドの資金調達を開始した。事情に詳しい関係者によると、個人投資家からの資金も含めて同氏の運用資産の2倍以上となる200億ドルを調達する可能性がある。
アックマン氏は先月、自身の投資会社パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントの株式10%を売却した。同社は2019年以降ほぼ2桁のリターンを上げている。
規制当局への提出書類によると、この新ファンド「パーシング・スクエアUSA」は、投資家に従来のヘッジファンドよりも低い手数料とより迅速な資本調達を提供する。ファンドの新規株式公開後1年間は管理手数料は請求されず、パフォーマンス手数料も一切かからない。
ニューヨーク証券取引所に上場し、年金基金や個人投資家など、米国で投資が可能な人なら誰でも購入可能となる。9日の提出書類によると、資金調達は約8割が機関投資家から、残りが個人投資家になる見通し。
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