- 2024/07/08 掲載
中国乗用車販売、6月は前年比6.9%減 3カ月連続でマイナス
1─6月は前年同期比2.9%増の993万台だった。昨年来の価格競争で年初は好調だっだが、ここ数カ月は政府の販売奨励策も効果が表れない状況だ。
純電気自動車やプラグインハイブリッド車を含む新エネルギー車の6月販売は国内自動車販売台数の48.1%を占め、過去最高を記録した。
電気自動車(EV)販売全体の伸びは5月の27.4%から9.9%に鈍化したが、プラグインハイブリッド車の販売台数は前月の61.1%増から67.2%増に加速した。
CPCAの別データによると、6月の自動車輸出は前年同月比28%増となった。5月は23%増だった。
しかし、欧州連合(EU)が先週、中国製EVに最大37.6%の暫定追加関税を課すことを確認したため、輸出トレンドは弱まる可能性がある。
CPCAの崔東樹・秘書長(事務局長)は「新エネ車の輸出は現在、一時的な圧力に直面している」と述べた。
6月の新エネ車輸出は前年比12.3%増だったが、前月比では15.2%減少。新エネ車は自動車輸出全体の21%を占め、1年前から3%ポイント低下した。
消費者需要の低迷を裏付けるように、自動車ディーラーの業界団体である中国自動車流通協会がまとめた6月の車両在庫警戒指数は前年同月から8.3%ポイント上昇し、62.3%に達した。
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